５０万発にも及ぶゴルファーの打点データを分析し、フェースにねじりを加えて設計したツイストフェースを搭載しました。フェースのハイトゥエリアはオープンかつロフト角を寝かせることで低弾道フックを抑制し、フェースのローヒールエリアはややクローズかつロフト角を立たせることで高弾道スライスを抑制します。テスト上では、従来型のフェースで生じた約１５ヤードの曲がり幅が、ツイストフェースでは約５ヤードと大きく軽減したことが確認されています。また、フェースの反発力をより高めるハンマーヘッドテクノロジーを搭載しており、ソールのフェース寄りに設置された溝（ハンマーヘッドスロット）内部の２本の硬いリブがインパクト時のトゥ側およびヒール側へのエネルギーロスを軽減させることで、従来モデルよりもフェースを肉薄＆軽量に設計することを可能にしました。さらに、重心深度の移動距離を拡大させたＹトラックシステムを採用し、ゴルファー個々のスイングに応じた幅広い弾道調整が可能になっています。シャフトには三菱ケミカル社のディアマナ（ＲＦシリーズ）カーボンシャフトを装着しており、シャフト中間部分の剛性を高めるとともにシャフト先端部分との大きな剛性差をつけることでインパクト時にスピード感のあるシャフト挙動を実現しました。手元部分に超高弾性素材のＤＩＡＬＥＡＤを使用してプレイヤーの意図に敏感に応える操作性を確保、また、先端部分は高強度炭素繊維ＭＲ７０とボロン繊維を複合成型したことでスイングパワーをロスすることなくボールに伝えます。